断食道場奮闘記・・・『 断食日記・H27, 10, 22 -6 』

・・・『断食日記・H27, 10, 22 -6 』

● 9月26日 回復食4日目 55.8キロ
 断食に入ってから、便意を催してこない。先生の話では、これから腸が活発に動き出すから大丈夫とのことである。宿便がどっさり出たら、爽快なんだろうな。
●9月27日 回復食5日目 体重55.9キロ
 今日も食事は基本玄米粥と野菜のすり潰しで、量も毎日多くなっているし、中身も濃くなっているが、摂取カロリーが低いので、体重はほぼ横ばいのままである。摂取量からみると、もっと体重が減ってもおかしくはないのだが、先生が仰るとおり、燃費効率が、今、非常にいいのだろう。
●9月28日 回復食6日目 体重55.9キロ
 早いもので道場での療法も残すところ、後3日になり、いつもと同じように療法スケジュールをこなしていった。
 午前中の自由時間に、カボスを買って帰った。次はすぐ近くの味噌屋で白味噌と合わせ味噌を買った。この店で手作り、無添加の味噌を作っていて、生産量が少ないせいか、他の店には卸してなくて、ここでしか買えないようだ。隠れた名店のようで、お客さんがひっきりなしに来る。
●9月29日 回復食7日目 体重55.7キロ
 今日と明日で療法が終了する。いつもと変わらず、療法をスケジュール通りにこなしていった。今日の食事は、待ちに待った味噌おじやが食べられる。断食道場に入寮して、それぞれの療法を終えて帰っていった皆さんが味噌おじやを絶賛している。
 そして、味噌おじやと一緒にいつもの野菜のすり潰しにカボスがついていた。搾ってかけてみたら、あ~ら、不思議、苦手だった青臭さが飛んで、意外と美味しい。これだったら、家に帰っても毎日食べられそう。
 味噌おじやは大げさではなく、今まで食べてきた中の3本の指に入るくらい美味しかった。この味は断食をやった者でないと味わえないのではないだろうか。
 夕食も味噌おじやと野菜のすり潰しだったが、デザートに甘くて美味しいブドウが出てきた。もう道場の畑に育っていたイチジクはお終いとのことで、ブドウを出してくださった。運がいいのだろうか、私はイチジクが苦手だったんです。