断食道場奮闘記・・・『断食日記・H27, 10, 22 -5 』

・・・『断食日記・H27, 10, 22 -5 』

●9月23日 回復食1日目 体重55.8キロ
 先生や奥様、同室のKさん始め寮生の皆様のご指導や励ましのおかげで、無事7日間の断食を乗り越えることができました。本当にありがとうございました。後8日間、気を引き締めていきたいと思います。
 1回目の回復食は、食事の前に梅ジュースが出されます。昨日一昨日と美味しいホットレモンをいただいたので、そんなに感慨深いものではありませんでした。食事は野菜ジュースと玄米の重湯、ジュースはやはり青臭く一気に飲みました。重湯は胡麻と塩味が効いて美味しかったです。
●9月24日 回復食2日目 体重55.8キロ
 2日目の食事も少し量は増えましたが、野菜ジュースと重湯だけで。体重は横ばいだけど、栄養の吸収がいいのか、ふらつきがずいぶん少なくなったし、まだ急に立ち上がると立ち眩みがするが、だるさはだいぶ取れてきた。
 午後の自由時間に雨が上がったので、ガード下の市場に冷やかしに散歩がてら行って来た。レトロな雰囲気でいい商店街だけど、人通りが少なく、シャッターが閉ざされているところが目立って物悲しい。こういう古き良き街並みを残しておくことはできないのだろうか。
●9月25日 回復食3日目 体重56.0キロ
 今日の温冷浴の時に、先生からシャンプーしてもいいとの許可が出たので、10日ぶりに髪を洗った。普通10日間もシャンプーしなかったら、頭皮が痒くなるはずだが、断食中は不思議と痒くならなかった。髭も剃りたかったのだが、まだ早いらしく許可が出なかった。
 今日から食事は玄米粥と野菜ジュースに少しの繊維が入っていて、やっと固形物が食べられた。まだおまじりでも香ばしく炒った玄米が美味しかった。

断食道場奮闘記・・・『断食日記・H27, 10, 22 -4 』

・・・『断食日記・H27, 10, 22 -4 』

●9月20日 断食5日目 体重56.9キロ
 今日もよく晴れて近郊の山々もきれいで、何故か朝7時に鳴るすぐ近くの教会の鐘が胸に染みてくる。今日も淡々とスケジュールがこなされていくが、うかつにも機械の上で寝てしまった。微妙な振動に気持ちよくて眠気を誘われてしまったが、先生の話だと、よくあることだそうです。
 夕食前の自由時間に秋葉神社の周りを2周散歩したが、ここのところ坐骨神経痛の左臀部の痛みが穏やかである。このまま完治してくれればいいんだけど。
●9月21日 断食6日目 体重56.6キロ
 今朝は曇り空で、日の出が日一日と遅くなっていく。断食6日目ともなると、やはり身体がきつくなっていく。眩暈や立ち眩みや動悸がして、動くのもしんどくなってくる。
 今日もスケジュール通り進められていくが、あまりにもかったるそうに見えたのか、昼食後、部屋で横になって休んでいる時、先生が見るに見かねてホットレモンを持ってきてくださった。ここまで来て飲むのは後ろめたさを感じたが、先生の判断だろうし、ありがたくいただいた。
 体に染みいるとはこのことで、この一杯の美味しさは生涯忘れられないと思う。
●9月22日 断食7日目 体重56.3キロ
 今日で断食最終日である。今回は7日間の断食で精いっぱいであったと思う。昨夜のホットレモンは先生の的確な判断だったと思い、深く感謝いたします。
 昨日、4人が退寮していかれたので、機械療法と温冷浴療法もローテーションに少し余裕が出てきた。今日は朝方少し寒かったので、朝一番に入る温冷浴は気が引き締まるが、6キロも体重が減っているとさすがにしんどい。

断食道場奮闘記・・・『断食日記・H27, 10, 22 -3 』

・・・『断食日記・H27, 10, 22 -3 』

●9月15日 準備食7日目 体重59.7キロ
 今日で準備食最終日で、明日から断食に入ります‥と先生から告げられた。準備食の7日間で、体重も高校生の時以来の60キロ割れで、道場内を歩いていても、時々ふらつきがあり、普段は手すりに摑まらなければ危なくなってきた。
 同室のKさんは、今日から余裕で断食に入った。向かいの部屋の男性二人は、明日から一緒に断食に入る。まだ強い空腹感はないが、休憩室では食べ物や料理の話ばかりしているし、本もやはりグルメ本ばかりに目がいってしまう。
●9月16日 断食1日目 体重59.5キロ
 今日は朝から雨が降り続いて、肌寒い1日となった。いよいよ今日から断食に入り、口にできるのは生水と柿茶と、食事の時の寒天だけである。
 断食に入ってもスケジュール通り進んでいく。午後の自由時間に秋葉神社の周りを散策に行ったら、雨が降り出してきたので、一周でやめた。体重が落ちているので、足は軽いけど、動機がします。体が飯をくれぇ‥と言っているらしい。
●9月18日 断食3日目 体重57.7キロ
 今朝は雨が上がってきて、次第に青空が広がっていき、陽がさしてきた。お昼の裸療法は日差しが心地よく、途中で眠ってしまった。午後の自由時間から気分がすぐれず、ムカついたり、吐き気がしたりで、少し落ち込んだ。
●9月19日 断食4日目 体重57.4キロ
 今日も秋晴れで、清々しい天気になった。シルバーウイークに入り、連休を利用してのショートスティの人たちが入寮して、定員一杯13名になり、にぎやかになった。
 これだけ入ると、機械療法や温冷浴のローテーションも大変だろうと思ったが、先生の的確な指示で無駄なくスケジュールが進んでいった。
 午後の自由時間に秋葉神社の周りを軽く散歩したが、今日は日差しが強くて暑いので、早々に切り上げた。

断食道場奮闘記・・・『断食日記・H27, 10, 22 -2 』

・・・『断食日記・H27, 10, 22 - 2 』

 

●9月9日・・入寮、準備食1日目
 同室のKさんは、私より少し年長者で、この断食道場に家族ぐるみで4~5回経験している人で、しかも10日間の断食も行ったとのことで、いろいろアドバイスをいただき、ありがたかったです。
●9月10日、準備食2日目
 断食道場の1日は、7時から部屋での裸療法から始まる。指示された時間に従って裸と着衣を繰り返すだけなのだが、これが終わった後、すぐに1階に降りて、健康機械による整体調心療法と温冷浴療法。先生の指示に従いながら、無駄のないローテーションで9時頃に終了。
 その後、一人ひとり先生の問診があり、終わったら10時30分ころまで自由時間で、休息室で談笑したり、散歩や買い物に出かけたり、部屋に戻って昼寝をしたりと、それぞれが自由に過ごすことができる。その後休息室に集まって昼食を待つ。
 道場は基本1日2食なので、中途半端な時間になってしまう。食事は一人ひとりの療法スケジュールに合わせてのメニューなので、出されるメニューはさまざま違う。準備食自体は同じだが、入寮された日が皆さん違うので、断食をされている方、回復食の方と色とりどり。
 そして、12時から2回目の裸療法で、終わると1階に降りて2回目の機械療法と温冷浴療法を行う。だいたい14時頃に終わり、16時30分ころまで自由時間。休息室で17時頃に夕食、その後自由時間の後、18時に3回目の裸療法を行い、自由時間、21時頃に消灯。
 このようなスケジュールで入寮から退寮するまで過ごす。後、自由時間に部屋で各自が思い思いに指導された療法をされている。

断食道場奮闘記・・・『 断食日記・H27, 10 , 22 』

・・・『 断食日記・ H27, 10, 22 』
 
 こんにちは、西式健康法、断食道場・健康クラブでの断食療法を終えて、早くも3週間になろうとしています。入寮中は先生、奥様始め、前後に入寮し、それぞれ断食療法や食事療法で共に過ごし、励ましあった皆様、本当にありがとうございました。
 昨年の12月に還暦を迎えましたが、ここ1,2年は高血圧、高脂血、高血糖坐骨神経痛、50肩、前立腺肥大、便秘などに悩まされました。
 今年の1月に坐骨神経痛で歩けなくなり、3週間の入院も致しました。少し歩けるようになったら、強制的に退院させられ、その後、針や灸、カイロプラクティック等の民間療法で治療しましたが、一向に改善されません。
 高血圧、高脂血、高血糖の方は、昨年11月に食事療法からのダイエットで、体重69キロから入寮直前までの間で62キロにダイエットした結果、数値はほぼ正常値になりましたが、まだ坐骨神経痛、50肩、前立腺肥大、便秘等の不安を抱える中、何とか身体をリセットして第2の人生を歩んでいきたいと思い、あれこれ調べていく内に、断食道場・健康クラブにたどり着きました。
 他に候補がなかったわけではありませんが、準備食、本断食、回復食とそれぞれの期間がしっかり組まれて、尚且つ、裸療法、温冷浴、整体調心療法等のプラスアルファがあり、スケジュールもしっかり管理してくれるところが心ひかれました。
 9月9日から9月30日までの22日間、お世話になることになりました。

断食道場奮闘記・・・『断食日記・H27, 9 , 28 -4 』

・・・『断食日記・H27, 9, 28 - 4 』

●入寮10日目
  体重・69.6キロ。何とか最終日までこぎつけることができた。昼の味噌雑炊の美味しかったこと(このレシピは皆さんと同じように写して帰りました)。木枕を購入する。
 3日目に中断かと思われた今回の断食経験でしたが、先生や同時期に入寮されていた方々のおかげで(特に相部屋だったTさんやFさんには感謝します)、何とか10日間やり遂げることができました。
 プログラムは基本的には比較的まじめにやったと思っています。・・・木枕も途中からは意識して使うようにしていました。水は最後まで飲み足りませんでしたが・・・日常では決して味わう事のできない経験でしたが、これが特殊なものとして自分の中で昇華されることがないよう、引き続き、日常に取り入れていくべくチャレンジしてみたいと思います。本当にありがとうございました。

・・・追記
●1週間後のメール
  体重・70.4キロ。少し戻ったが、以前に比べると、ずっと体が軽い。戻って1週間、先生の言いつけを守って、まだ肉、魚は一度も口にしていない。・・・帰って1週間ほどは肉、魚はできるだけ控えて、朝食を食べないようにして小食に心がける・・・
 カミさんが言うには「肉、魚を使えないメニューがいかに大変か良くわかった」と。それでも文句を言わずに晩飯を作ってくれるカミさんに感謝。ちなみに昼食は、自分で弁当を作って持参。
 最初に書いたのですが、便が臭くなくなりました。大腸の悪玉菌が一掃された感じです。これは私にとって何十年もなかった現象です。
 また、風呂は水シャワーを1分、湯船につかって1分と、温冷浴を繰り返していますが、おかげか、とにかく夜10時前には眠くなり、すぐ寝入ってしまいます。まだひどかったイビキもほとんどなくなっているようです。これらが以前と大きく違うところです。
 懸案の耳鳴り・メニエール・偏頭痛・飛蚊症などは、引き続き生活改善に取り組む中で解消していければと思っています。

断食道場奮闘記・・・『断食日記・H27, 9, 28-3 』

・・・『断食日記・H27, 9, 28-3 』

●入寮8日目
 体重69.6キロ。70キロを切る !! 体調よい。まだ断食を続けてもいいという気分。休暇スケジュールの都合でそういうわけにもいかないが、次回はもっと長く来ようと決意。
 食事の前に梅干しのジュース。体に染み渡る感じ。食事は野菜ジュースと玄米重湯。野菜ジュースは苦手だが、重湯のおいしさが身に染みる。
 しかし、さすがに体力は落ちているので、外の散歩はゆっくり歩いただけでも息切れ、3600歩のところで断念、戻って横になる。
 本日より5人増える。部屋も3人相部屋になる。・・・何と3人目のFさんは、後から分かったのですが、偶然にも自分と同じ会社の方でした・・・先生から水の飲み方が足りないとの指摘。自分でも水は苦手だな・・と柿茶ばかり飲んでいたところ、しっかり注意を受ける。「水が基本」ということを改めて説明された。
●入寮9日目
 体重69.5キロ。少し野菜が入った野菜ジュースと玄米粥(米粒が少し入る。午後は普通のお粥ぐらい)。これが何とも言えず、美味しい。とたんに体に力がみなぎるという印象。
 先生からは、終了後の注意点を何点か告げられる。後は、ここでやったことを少しでも日常の中に定着させていくこと。ここでのことは断食は別にして、非日常ではなく日常にすることで初めて自分のものになっていく・・・等々。
●入寮10日目
 体重69.6キロ。何とか最終日までこぎつけることができた。